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FXと業者に潰されそうだった話

2016年2月1日 月曜、わたしはこの日、心に決めていた事があります。 それは「会社に行っても丸一日仕事しない」です。

なぜなら、マイナス金利が発表された翌営業日であるこの日、為替相場に注目していたからです。

こんな日に仕事なんかしてる場合じゃありませんよね。 百歩譲って2分で終わる仕事なら引き受けます。

それ以上は断固拒否。 会社に着いてまず、ドル円とユーロ円の5分足と60分足チャート計4つを開き、パソコン画面の端っこに常駐。

GMOクリック証券とDMM.com証券のアプリをインストール済みであるスマホは、マウスのすぐ横に充電しながら配備。

これで準備万端、何が起きてもすぐにトレード出来ます。

朝礼やメールチェックなどの最低限の事を終わらせ、今日の残タスクはチャートを監視する仕事のみとなりました。

ちなみに、この日で最も注目していたのはロンドン市場が開幕する17時付近です。 ここで動き出すのではないかと読んでました。

順調に時間が経って17時までもう少し、緊張感が高まります。

(よしよし、ロンドン市場カモン♪)

『プルルルル・・・』

「はい。(くっ、こんな時に)」

「お世話になってます、◯◯業者の◯◯ですー」

私「あ、お世話になってます。」

業者「実はですねー、この間に依頼してもらった案件なんですけど、なんかシステムの調子が悪くて着手できないんですよー。ちょっと見てもらえないですかねー?」

私「明日でも大丈夫ですか?今日はちょっと忙しくて。(システム不具合か、対応してたら今日が終わっちゃうな。)」

業者「えっでも納期は明日ですよ?今日から始めないと、とてもとても間に合いませんよー!」

確かに明日までに提出してもらわないと困る案件です。

こんな日に限ってチームメンバーのほとんどが風邪で休むってゆうボイコット状態。

かと言って、私はチャート監視の持ち場から離れる訳にはいかない、じっちゃんの名にかけて!

私「ではこうしましょう。依頼した仕事の半分は明日こちらで巻き取ります。それなら間に合いますよね?」

業者「ダメすよっ、お金貰って仕事してるんだから私共で全部やります!システムだけ見て頂ければ大丈夫ですー!」

私(何なんだこの意識の高さ・・・待てよ。もしやこの業者、ロンドン市場の手先なのか?そうに違いない・・・ジャパニーズトレーダーの邪魔をするよう、ロンドンのファンドから雇われてるんだ!)

こんなやり取りをしてる間にもチャートは刻まれていきます。 1pips動いただけでハラハラする場面だと言うのに。

話が長引いてはロンドンの手先の思う壺だと判断しました。

私「分かりました、システム見てみます。」

こうして私は半ベソかきながら、上司に「今日も頑張ってるね♪」と言われながら仕事しました。

ちなみにこの日の相場は非常にゆるやかで、特段取り上げる事も無く終わりましたとさ。めでたしめでたし・・

結論

やはり誰にも邪魔されない環境でトレードに臨むべきですね。 この時ほど専業トレーダーに憧れた事はありません。